一本の糸、一枚の布に生命をあたえるクリエイティブな生産システム

一本の糸、一枚の布から美しいカタチへ — 
すぐれた技術と最新の設備、そして生産スタッフの"創る喜び"から、クオリティの高い、心を魅きつける商品が生まれます。生産システムは、多品種、小ロット、短サイクル化に応えたジャスト・イン・タイム方式を導入し、あらゆるニーズに柔軟に対応。
少人数による一枚流しの縫製ラインで、品質向上と生産性アップを図っています。

事業内容

概要

1982年に全国に先駆けてTSSを導入、一枚流し一貫ラインにてジャストインタイムで市場供給する「先進国型ニット産業」を構築。"感動"をテーマに、心の通いある商品づくりと、"ゆとりと豊かさ"を求めて社会に貢献する企業を目指しています。

多様なニーズに対応するため、シーズン毎の開発商品を約60~80型作成し、企画提案を行い、また自社保存の数千点のサンプル、編地ストックを活かしながら、魅力ある商品開発に積極的に取り組んでおります。1999年からは「ジャパン・クリエーション」に出展。重衣料から中軽衣料を主体とした系列会社「ソーイングミネタ」とのコラボレーションを進めてまいりました。

そして2009年7月に「ソーイングミネタ㈱」と合併、更なる飛躍を期して、自助努力を重ねてまいります。

納期と品質への取り組み

当社では、1枚流しを基本に、編立、縫製の内製化率を高めてきました。サンプル作成から生産、納品までを一気通貫で完結できることが、品質安定と納期を守り、そして適正な商品コストを生み出すとの考えからです。

サンプル作成は量産するための基礎データを構築していくうえで、きわめて大切な業務です。サンプル作成には本生産を想定し、原材料、編立時間、縫製時間などの基礎データをできるだけ正確に積み上げます。量産の際にはそれをベースに、品番別、製品納期別に仕事の総量を分析、数値化する事を原則として計画策定にあたります。

  • 編立PT=(1着あたりの編立時間×生産数)÷(稼働時間×設備台数)
  • 縫製PT=(1着あたりの縫製時間×生産数)÷(稼働時間×投入人員)

これらのPTをベースに、原料上がりから、指定製品納期までの期間=「実質生産納期」の中で、生産企画を策定、それに基づいた日々の進捗管理を徹底し、納期の遵守に努めております。

また、同じ依頼書でも私たちの「こだわりのあるものづくりの姿勢」をもって、「いかに品格のある、売れる商品に作り上げるか」を最大のテーマに日々努力を積み重ねています。

企業としての在り方

大きな変革の時代にあたり、当社は2016年、創業65周年を迎えました。その間にもさまざまな転換期がありました。しかし、昨今は、流通を含めた大転換の時代になっています。

ファッションビジネスあるいは繊維業界の仕組みと、システムそのものの変化の中で、お取引様によって当社に望まれる「品質」「コスト」「納期」「開発」はもちろんとして、さらに「商品を供給する仕組み」であったり、「従来にない商品開発のパートナー」であったりとそれぞれに大きく変わってきています。

そんな時代でも、長年培ってきた商品開発から生産まで一気通貫に自己完結できる当社の強みを十分に生かし、「商品開発力」「技術力」に更なる磨きをかけ、自助努力を重ねていきたいと考えております。

「伸縮のあるニットと伸びない生地との融合」、「開発編地が持つ自然な落ち感を利用したフォルム開発」が今私たちに求められると強く認識し、「お取引先様にとって、なくてはならない会社」になる事が進むべき方向と考えております。

編立設備等状況

2016/5/30
自動機(社内設置のみ)

機種
3G SHIMA-SES-CS
5G SHIMA-SES-FF
7G SHIMA-SIR/SSR、SHIMA-SES-S、SHIMA-SES-FF、SHIMA-SES-RT、SHIMA-SFE
10G SHIMA-SES-S、SHIMA-SES-FF、SHIMA-SFE
12G SHIMA-SES-S、SHIMA-SES-FF、SHIMA-SES-RT、SHIMA-SFE
14G SHIMA-SRY-LP、SHIMA-SES-FF、SHIMA-SFE

SHIMA-SWG-V、FIRST-153

※インターシャ装置は、7G、1GG、12Gにオプション装備


その他

  • ・コメッツ社製 ラッセル機、縮絨機、縫製機器多数